1. 難関大へ
英語、世界史、日本史を始めとした、文系科目の強化、文系学生を県外の難関大学に送り出す、これを第一の目標として沖島塾を立ち上げました。
県内の最高峰は琉球大学医学部です。沖縄のどの塾も、ここに合格させる事が売りになると踏んでいるのでしょう、医系、理系については割と充実している様に思います。
医師を目指す、無論、立派な目標です。ですが、医学が全てではありません。世の中、様々な学問、職種が必要である事は疑う余地がないでしょう。
理系も重要ですが、文系もまた重要です。国を動かす政治家や官僚の多くは文系です。文系とて、軽視されて良い筈がないのです。
2. 文系として活躍する為には
琉球大学の文系は、大学の難易度ランキング等を見れば、残念ながら、下の方に位置していると言わなければなりません。
司法試験で裁判官、検察を目指す、経済学者やエコノミスト、アナリストを目指す、歴史学者、地理学者、文学者を目指す、この様な目標を立てた時に、琉球大学がそのニーズを満たせるとは思えません。
例えば司法試験を見てみましょう。琉球大学法科大学院のこの実績は、褒められた物ではありません。3桁の合格者を出す大学院がある一方、琉大の法科大学院では、大体片手、多くても両手で、足ります。つまり、法曹界を目指そうと言う時には県外に出るしかないと言うのが現状です。
ところが、沖縄にはその様な県外の文系の難関大学に合格させるノウハウがないのでしょう。県内のどの高校や塾の進学実績を見ても、先程の司法試験合格者ランキングにある様な、2桁、3桁の合格者を出す様な難関大学への合格者は、片手で数える程です。
東京で塾講師をしていた私からすると、これらの大学へのこの合格者数は、有り得ない数字です。沖縄の高校生と東京の高校生に、元の能力で差があるとは思えません。ならば、勉強法が悪い、教え方が悪い、と言う事になります。
この様な理由から、文系の私が、内地の文系の難関大学にでも合格出来る、そのノウハウを伝えるべく、この塾を開講しました。
3. 本当の意味の塾
この島の政治が遅々として進まないのは、優秀な文系が深刻なまでに不足しているせいだと私は考えます。優秀な一握りのこの島の文系は、内地に行って戻って来ません。ならば、溢れるほどに送り込んで、戻って来て貰おう、それぐらいまでの、この島の文系強化を目指しています。
後々沖縄に戻って来て、優秀な裁判官や検察官や弁護士や政治家になって、この島を導いて欲しい、優秀な経済学者になって沖縄経済を発展させて欲しい、延いては、この島の大学の文系のレベルを底上げして欲しい、その様な事が出来る人材を作る事が私の目標です。
明治維新を担った人間達は、日本と言う島国を出て広く見聞を広め、その知識を持ち帰り、この国に叡智をもたらしました。ならば、内地に出て行く事を恐れる必要はありません。同じ日本国内ですから、明治の頃に海外に出て行く事と比べたら、楽な物です。
私はこの塾を、本当の意味での塾、明治の志士達が開いた松下村塾や適塾の様な塾にしたいと考えています。大学受験と言うのが目の前の大きな目標ですし、それを達成する事が第一ですが、その先々までも見据えた授業をします。授業以外のどんな相談、議論にも乗ります。
この様な大きな目標を持って様々な事に目を向けて勉学に励む方が、その強い動機故に効率が良かったりします。急がば回れ、と言う事です。
4. 万学津梁館
最後に。
ここ沖縄の名護には、サミットが行われた「万国津梁館」があります。首里城正殿の梵鐘に刻まれている「万国津梁」すなわち「世界の懸け橋」、それを実現する「館」たらん、と言う事でしょう。
それに倣い、この沖島塾を「大学津梁館」ひいては「万学津梁館」、とする事が最終的な私の目標です。
大志を抱く方を御待ちしております。
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